夏から秋にかけて咲き、大きな花びらが特徴的なフヨウの花が大分県杵築市の寺で見ごろを迎え、訪れた人の目を楽しませています。
杵築市にある妙高山宗玄寺は350年の歴史があり、境内にはおよそ300本のフヨウの花が植えられています。フヨウは九州や四国に自生しているほか、鑑賞用にも栽培されるなど人気が高く、8月末から9月にかけて花を咲かせます。

フヨウは長期間にわたって次々と開花するのが特徴で、寺では今、ピンクや白などのフヨウが見ごろを迎えています。花びらの大きいものでは直径およそ15センチだということで、寺を訪れた人は鮮やかな花を楽しんでいました。
(妙高山宗玄寺・松樹英子さん)「ピンクがもちろん多いんですけど、白とか赤とかスイフヨウの八重とかいろんな種類が多いですね。最近また20株ほど植えました。少しずつまた増えています」
宗玄寺のフヨウは9月末まで見ごろが続くということです。