大分とモンゴルを結ぶチャーター便が6日、初めて運航され、モンゴルからおよそ100人の観光客が来日しました。

午後0時過ぎ、大分空港に到着したのはモンゴルのチンギス・ハーン国際空港を発ったチャーター便です。今回、外交関係50周年を記念して運航されました。およそ5時間のフライトを経てモンゴルから103人が来日しました。

(モンゴル人)「初めて日本にきたのでいろいろ楽しみ」「自然や温泉、料理が楽しみ」

(元在モンゴル日本国特命全権大使・清水武則さん)「元々大分県はモンゴルと最も交流がある県だった。再びモンゴルとの縁を復活させてほしい」

観光客は早速、九重町の老舗旅館へ移動。客室では畳の感触や緑茶など初めての和室を満喫。観光客は6日間、県内を観光します。

(モンゴル人)「木の香りが印象的で日本の伝統を感じる」「温泉に入るときは水着か裸か質問をしたこの後みんなで入ります」

モンゴルへの直通便は現在、国内では成田空港でしか運航されていないため、主催した旅行会社「たびりずむ」は今後、チャーター便の定期運航を前向きに検討したいとしています。

一方で、大分空港からモンゴルへのツアー旅行には、日本人83人が出発。11日までの6日間の日程で、首都ウランバートルや国立公園などを巡ります。

話題沸騰中の人気ドラマ、TBS系日曜劇場「VIVANT」のロケ地となったモンゴルがいま注目されていて、観光分野での両国間の交流が期待されます。