宇佐神宮が2025年に創建1300年を迎えることを記念したワイン用のブドウの収穫が行われました。
宇佐市の安心院葡萄酒工房では、2025年に創建から1300年となる宇佐神宮で天皇の使いを迎える10年に1度の「勅使祭」も行われることを受け、限定ワインの生産に取り組んでいます。収穫時期を迎えた専用の畑で6日、収穫・醸造祭が行われました。

およそ1000平方メートルの畑では宇佐市内で自生している「エビヅル」というブドウの一種と既存の品種を交配したオリジナルのブドウを栽培しており、神事では宇佐神宮の巫女がハサミを入れ収穫をしました。
(安心院葡萄酒工房・古屋浩二工房長)「日本を代表する八幡様なので奉納できるというのは非常にありがたいお話ですし、それをいろんな方に楽しんでもらえればと思っています」
収穫されたブドウは2年ほどかけて醸造や貯蔵が行われ、ハーフボトル600本以上が奉納されます。また、ラベルを変え一部を販売する予定となっています。