農業の現場では規格外などを理由に野菜を廃棄せざるを得ない現状があります。SDGsの開発目標のひとつ「食品ロスの削減」を目指し、この問題の解決に向けて奮闘する元ラジオパーソナリティの女性に密着しました。

■規格外の野菜を救いたい…マイクの前から畑へ

大分県竹田市在住の斉藤美絵さん(40)。2年前から地域おこし協力隊として地元食材の魅力の発信に奔走しています。この日、斉藤さんが訪れたのは有機無農薬で野菜を栽培する「こだま農園」。ニンジンやダイコンなど年間50種類の農作物を育てる児玉さんは、ある悩みを抱えています。

こだま農園・児玉智史代表「ニンジンの葉っぱです。通常は廃棄という形になる。栄養価は、実は葉っぱの方がビタミンCが3倍以上ある。もったいないですね」

ニンジンの葉や規格外のタマネギ。どれも食べたらおいしいのに販売できず、廃棄処分を余儀なくされています。


竹田市地域おこし協力隊・斉藤美絵さん「これ使えるじゃない!これ食べたらどんな味がするんだろう?というのが一番わくわくするので、シェフや料理研究家に廃棄野菜あるよと伝えていく方が私に合っている」

大分市出身の斉藤さんは、東京で15年以上にわたりラジオパーソナリティとして活躍。子育てを機に2年前、竹田市に移り住みました。

斉藤美絵さん「マイクの前から離れて畑に行ったり山の中に入ったり、場所の魅力を伝えることでシェフ・食べ手、生産者両方がハッピーになったらいい」