大分県にある「道の駅さがのせき」で意外な商品がテイクアウトの定番として人気を集めています。
国道197号の海岸沿いにある大分市の「道の駅さがのせき」。店内には地元の豊かな海で水揚げされた魚介類の加工品などが数多く並びます。なかでも一押しのメニューが、クロメ汁がセットになった新鮮なアジとサバのりゅきゅう丼です。

さらに関係者も驚くほど売れるという商品が「いも天」(250円)です。多い時に一日で150パック売れるといいます。7年前に販売をはじめ、徐々に売り上げを伸ばし、今では店を代表する人気商品となりました。
(道の駅さがのせき・松尾島雄駅長)「こんなにいも天が出るとは思いませんでした。今は定番になってテイクアウトの最上位になっています」

いも天に使用するのは糖度が高い豊後大野市産のサツマイモ「べにはるか」。企業秘密という特製の衣をつけて厚く切った「べにはるか」をおよそ170度のフライヤーで揚げたら完成です。
(道の駅さがのせき・松尾島雄駅長)「べにはるかの特徴をいかしたふっくらとして、べたべたしなくて甘味もあってボリューム感があります」
1パック250円という価格も魅力の一つですが、やっぱり人気の理由はその味です。
(平山アナ)「衣がサクサクで中がしっとり、噛んで行くと甘味がどんどん広がっていきます」
(道の駅さがのせき・松尾島雄駅長)「大分県の地産地消じゃないけど、いも天を中心としてクロメとかいろいろ売っていきたいと思っています」