難病の筋ジストロフィーと闘いながら詩の創作活動を続け、今年1月に亡くなった芦刈昌信さんをしのぶ会が15日大分県別府市で行われました。

大分県臼杵市出身で筋力が低下する難病・筋ジストロフィーと闘い続けた芦刈昌信さんは今年1月、46才の若さで亡くなりました。
別府市のホテルで15日しのぶ会が開かれ、芦刈さんと交流のあった100人を超える人が出席しました。

会では詩集を出版するなど創作活動を続けた芦刈さんの生前の様子が映像で紹介されたあと、心友の信原明仁さんが思い出を語りました。
「今になって思うと芦刈くん自身も出会いに感謝していると思います。ひとこと言いたいことはありがとうという言葉だと思います」

出席者は「難病を患いながら自立した生活を送った芦刈さんに勇気をもらった。自分らしい生き方ができる社会作りが進んでほしい」と話していました。