新人2人の一騎打ちとなった大分県知事選挙は、前の大分市長の佐藤樹一郎さんが当選確実となりました。
大分県知事選挙にはいずれも無所属新人で、前の参議院議員、安達澄(53)さんと前の大分市長の佐藤樹一郎さん(65)の2人が立候補し、17日間の激しい選挙戦を繰り広げてきました。
選挙戦の結果、佐藤樹一郎さんが知名度を生かし、序盤から先行した戦いを続けました。
また、幅広く支援を求める「県民党」として推薦を受けた自民、公明の組織票、
それから商工会議所や商工会など経済団体主体の組織戦を展開。
佐藤さんはこのあと大分市内のホテルで後援会や支援者を前に当選の喜びを語ることにしています。
佐藤さんは大分雄城台高校、東京大学を卒業後、昭和55年に通商産業省に入省
中小企業庁次長などを歴任し、2015年大分市長に初当選し、2期務めました。