泉都・別府市に本格的な春の訪れを告げる「扇山火まつりが」3日夜行われ、雄大な炎の風景が市民や観光客を魅了しました。

扇山火まつりは別府八湯温泉まつりのフィナーレを飾る行事です。3日午後6時半、市内の八幡朝見神社で採火された御神火が山の形に沿って着けられると、通称扇山と呼ばれる標高792メートルの大平山が炎に包まれていきました。

(見物客)「今年は最高ですね。火が連続して消えていないからきれいですね」「時間を経過するごとにどんどん線が変わっていって凄い幻想的で驚きですね」

山が完全に逆さ扇形の炎に彩られると市民や観光客は壮大な風景に魅了されていました。本格的な春の訪れを告げる火まつりのあとには新緑が芽生え、初夏の観光シーズンを迎えます。