大分県内ほとんどの公立中学校で卒業式が行われ、コロナ禍の3年間を過ごしてきた生徒が思い出の学び舎を巣立ちました。
このうち大分市立明野中学校では225人が卒業の日を迎えました。学校は卒業証書授与でのマスクの着用を任意としていましたが、多くの生徒が4日後に県立高校の入試を控える中、全員がマスクをして受け取っていました。式では板井靖之校長が「困難に直面しても前を向いて一歩踏み出す勇気を奮い起こしてほしい」とはなむけの言葉を送り、卒業生を代表して老浪大雅さんが答辞を述べました。
(卒業生)「(コロナ禍で)たくさんのことが制限されてきた中学校生活でしたが頑張ってきた今の3年生を本当に誇らしく思います」「マスクをしていても友達のおかげでとても明るい3年間になりました」
3日は県内の公立中学校120校のうち116校で卒業式が行われ、およそ9000人が新たな一歩を踏み出しました。