大分県内の中小企業が去年1年間に出願した特許の独創性や実用性などを審査するコンテストの表彰式が開かれました。

このコンテストは県内産業における知的財産の創出や競争力の強化を目的に県が開催しています。去年1年間に県内の中小企業などが出願した特許のうち4つの企業と学校が表彰されました。最優秀賞を受賞したデンケンの特許は次世代自動車向けパワー半導体の試験装置の接続端子で品質の向上を実現し、将来性が評価されました。

(デンケン・エレクトロニクス事業部・小畠侑也さん)「ドローン産業だとか宇宙産業にもかなりパワー半導体というのは使われることは期待されていますので、そういう分野にも進んで行けるようにこれからも技術を磨いていきたいと思っています」

このほか八鹿酒造とオムロン太陽、大分高専が優秀賞に選ばれました。