性犯罪で有罪判決を受け執行猶予中だった男性が大分県内の公立小学校で非常勤講師として採用されていたことがわかりました。
県教育委員会などによりますと40代の男性はおととし3月、民間の体育教室で講師をしていた際、女子中学生の体を触った容疑で逮捕され、県の青少年健全育成条例違反の罪で懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けました。
この男性が執行猶予中の今年1月、県内の公立小学校で非常勤講師として採用され、週に4日程度勤務していたことがわかりました。
2月17日に保護者から学校に情報提供があり発覚したものです。
県教委によりますと履歴書には犯罪について確認する項目はなく、本人からの申告もなかったということです。地方公務員法では執行猶予中は職員資格がないことから県教委は任用の解除を含めて対応を検討しています。