コロナ禍で献血者が減り血液が不足する中、大分県別府市の観光施設「血の池地獄」で24日、献血を受け付けています。

この取り組みは「献血」と同じように血の文字がある別府市の「血の池地獄」で観光客らに献血を呼びかけようと初めて実施されました。24日は400ミリリットルの献血が行われ、協力した人にはお菓子の詰め合わや血の池地獄の入浴剤などが渡されます。

県赤十字献血センターによりますと、コロナ禍で献血者が少ない状況が続いていることに加え、例年冬の時期はインフルエンザなどの感染症の影響で献血者の数が少なくなる傾向にあるということです。

(別府血の池地獄・阿部雅光さん)「観光業としてできることことは微力かもしれませんが、こういった取り組みで少しでもいま血が足りないことを気づいていただけたらありがたいと思います」

血の池地獄での献血は24日午後4時まで行われていて、予約無しで協力することができます。