コロナ禍から回復傾向にある観光。大分県内でも増えつつある観光客にマナーアップを呼びかけようと県警がSNSに投稿した画像が今、全国で話題を呼んでいます。

国内有数の観光地、湯布院。2月17日の金曜日、平日にも関わらず多くの観光客で賑わっていました。1月の県内の宿泊客数は30万人余りで前の年と比べて20%以上増加。県内の観光も回復しつつある一方で…

(高橋宏明記者)「観光客が道路の真ん中で写真撮影をしています」

観光客のマナーが問題となっています。こうした中、県警がツイッターに投稿したのが…

車道や線路の中に立ち入る警察官。もちろん、合成した画像です。観光のマナーアップを呼びかけるのが狙いですが、独特のポーズや雑なコラージュ、いわゆる「雑コラ」で注目されています。

(観光客)「楽しそうっていうのがあります。ユーモアな感じで伝えようとしているんだな」「これが面白いって有名になってもっと注目を浴びられるんだったらいいなって思います」

県警はこれまでもSNSを活用した情報を発信。今回、思いがけない全国からの反響に…

(県警察本部広報課・長畑陽子課長補佐)「まさかこういった雑なところが話題になったというのはびっくりしています。みんなに知ってもらう、見てもらうことが1番ですので、こういったことで興味を持ってもらえて、たくさんの人に見てもらえたことで、効果があったと思っています」

大分県警は今後もSNSを活用して、交通マナーや防犯意識の向上につなげていくことにしています。