新型コロナの感染者数が35日連続で前の週を下回っています。県は感染者数をしっかり下げることが大切として対策の継続を呼びかけています。
21日、新たに感染が発表されたのは186人で、年代別の陽性者数は、0歳が3人、1~4歳が5人、5~9歳が15人、10代が24人、20代が13人、30代が24人、40代が28人、50代が19人、60~64歳が10人、65~69歳が9人、70代が13人、80代が11人、90歳以上が12人です。
引き続き、子どもたちやその保護者の年代の感染が目立っています。保健所への報告対象は79人で、全員軽症または無症状です。
新たなクラスターは1件で、大分市内の高齢者施設でこれまでに7人の感染が判明しています。また、70代と90歳以上の患者あわせて2人の死亡が発表されました。
新規感染者数は35日連続で前の週の同じ曜日を下回っていますが、減少のスピードは緩やかになっています。
こうした中、県は「感染者数を下げ切ることが大切」と強調しました。
(県福祉保健部・藤内修二理事)「我々も第9波がいつ来るのかというのが一番の関心事だが、十分下げきった状態にするというのが第9波の規模を小さくする意味でも大事ですので、感染対策を継続していただければと思っています」