寒さが厳しい時に注意しなければならないのが入浴時などの「ヒートショック」です。命にかかわる危険性もあり、予防が必要です。
寒くなると注意したいのは外だけでなく家の中での温度差。急激な温度変化で血圧が上下に大きく変動し心筋梗塞などを引き起こす、「ヒートショック」です。
(大分市消防局・濱崎正秀さん)「暖かいところから寒いところに行ったり、寒いところから暖かいところに行くと血管の収縮による血圧の変化によって意識朦朧状態とか意識がなくなる可能性があります」
大分市消防局によりますと浴室などでの急病者に対する救急出動件数は今年に入って23日までで36件、冬場は増える傾向にあります。
(濱崎正秀さん)「これからも寒い時期が続きますが、浴室や脱衣所の温度差をなくしたり、風呂に入る前にコップ1杯の水を飲んでもらいヒートショックをおこさないような対策を行ってもらえればと思います」