世界的に話題となっているインターネット上の仮想空間「メタバース」。このメタバースに23日大分市の商店街が出店しました。どのようにショッピングを楽しめるのか、取材しました。
大分市中心部にある府内五番街がリアルに再現された「メタバース商店街」。この取り組みはコロナ禍で客足が落ち込む商店街を盛り上げようと国の委託事業として23日からスタートしました。
メタバースはオンライン上につくられた仮想空間のことで、VRゴーグルを装着することにより実際にそこにいるかのような体験ができます。
(体験者)「本当に歩いている感じがして不思議」
今後は商店街にあるおよそ10店舗のECサイトと連携し、商品を購入できる機能なども追加されます。府内五番街では先端技術を使って世界中のユーザーに訪れてもらうことで、にぎわいの創出につなげたいと考えています。
(大分市府内五番街商店街振興組合・藤井俊之副理事長)「作るだけだったらそのまま終わってしまうので、訪れる方に楽しいと思ってもらえる空間を目指す。リアルでも頑張り、バーチャルでもできる範囲で商店街が盛り上がるように色んな事をしていきたい」
府内五番街では1月28日と29日にメタバースの体験イベントを開くほか、オンライン上ではV Tuberによるトークイベントなどを開催する予定です。