阪神淡路大震災の発生から17日で28年となるのを前に大分市の小学校で巨大地震や津波を想定した防災訓練が行われ、児童が避難の手順やルートを確認しました。

この訓練は地震や津波などの災害が発生したときに適切な避難行動につなげようと、大分市の三佐小学校が行いました。今回の訓練ではマグニチュード9.1の巨大地震が発生し、津波の危険性が高まったことを想定しました。児童は身を守りながら迅速に運動場に集まったあと、高台にある桃園小学校へ移動。避難の手順やルートを確認しました。

(児童)「本当に津波が来た時にどうすればいいのかを経験するためにやりました」「けがのないように、走らないように避難したい」「素早く自分の命を守ることを優先したい」

三佐小学校では今後も継続的に避難訓練を実施して災害時に子どもたちの命を守る行動につなげたいとしています。