大分市の高校で11日、調理師を目指す生徒が3年間の授業の成果を保護者に披露しました。

大分市の楊志館高校では、毎年卒業を前に調理師コースの3年生が保護者を招いて食事会を開いています。11日は3年生およそ30人が鮭や若鶏をメインにした弁当を作りました。

この日のために去年4月からレシピなど試行錯誤してきた生徒たち。3年間の授業の成果と感謝のこもった料理を保護者は感慨深げに味わっていました。

(保護者)「とっても美味しい。普段家で作ってくれることがあまりないのでこんなの作れるんだと思いました。3年間一生懸命頑張ったんだなと思った」

(生徒)「喜んでもらえてよかった」「保護者に提供するっているのが初めてだったので美味しいって言ってくれたのでよかった」

(保護者)「将来は大分の食材を使ったお寿司屋さんを開きたいらしいので、頑張ってほしい」

3年生は春からホテルや旅館に就職したり、大学や専門学校に進学したりするなどそれぞれ夢に向かって進みます。