和やかな会場が一転
4月6日、大分市内にある大型ボウリング場。親睦を目的とした建設業界の大会が開催され、会場は和やかな熱気に包まれていた。
しかし、ゲームが終わり、表彰式を待っていたそのときだった。
喫煙所から戻った参加者の50代男性が、「きょうは、たばこを吸う気分にならない」とポツリ。そのまま椅子に腰掛けた直後、ずるずるとテーブルにぶつかりながら床へ倒れ込んだ。
周囲が突然の事態に動揺し、人だかりができるなか、3人の男性がとっさに動き出した。
「5分以内の処置が重要なのは前々から知っていたので、自分がするしかない」と、すぐに119番通報をしたのは、谷川建設の加賀田勇さん(46)。さらに同僚の坂元利伎さん(30)が駆け寄り、呼吸と心拍を確認。心肺停止状態に陥っていることに気づいた。
坂元さん:
「焦りはありましたね。本当に心臓が止まっていると分かったときは、もう『どうしよう』という気持ちになって……」






















