大分県豊後高田市の伝統行事ホーランエンヤがコロナ禍から3年ぶりに復活し、川をさかのぼる宝来船が大勢の見物客を沸かせました。

ホーランエンヤは江戸時代中期に年貢米を運ぶ船の航海安全を祈願して始まったと伝えられています。

大漁旗や吹き流しで飾り付けられた宝来船が上流の若宮八幡に向かって桂川を漕ぎ上っていきます。
途中に両岸から祝儀が出されると締め込み姿の若者が真冬の川に飛び込んで受け取りに行き、見物客を沸かせました。

また宝来船からは見物客に1年の福が宿るという紅白の祝い餅がまかれ、3年ぶりに復活した伝統行事を盛り上げました。