大分県内で28日新たに3041人の新型コロナウイルス感染が確認され、1日の新規感染者としては過去最多となりました。年末年始を迎え県は感染防止対策の徹底を呼びかけています。

(県福祉保健部・藤内修二理事)「感染対策を実践してもらうことで、家族そろって健やかに新年を迎えてもらえれば」

県内で28日、新たに3041人の新型コロナ感染が確認されました。1日の新規感染者としては過去最多で、3000人を超えるのはこれまで最も多かった3025人の感染が確認された8月17日以来で133日ぶりです。また、24日続けて前の週の同じ曜日を上回っています。

年代別の陽性者数は、0歳が14人、1~4歳が137人、5~9歳が296人、10代が531人、20代が348人、30代が424人、40代が469人、50代が279人、60~64歳が113人、65~69歳が120人、70代が167人、80代が90人、90歳以上が53人です。

10代が531人と最も多く、次いで40代が469人、30代が424人となっています。保健所への報告の対象となる人は644人で6人が中等症です。病床使用率は57.2%と依然高い水準です。

また、クラスターは9件で、大分市の医療機関3か所、高齢者施設5か所(大分市2か所・国東市・中津市・別府市)、別府市の福祉施設で確認されています。

死亡したのは7人で70代が3人、80代が2人、90歳以上が2人です。

県は換気など基本的な感染防止対策の徹底に加え、帰省や旅行の際は移動の前後に検査を行うよう呼びかけています。