大分から世界へ魅力を発信する一大エンタメリゾートの誕生に向けて、サンリオグループが日出町のハーモニーランドの再開発やホテル新設を含む長期リゾート計画を発表しました。
8日、サンリオエンターテイメントの小巻亜矢社長が県庁を訪れ、自社が運営するハーモニーランドの新しい構想を佐藤知事に報告しました。

(サンリオエンターテイメント・小巻亜長)「かねてより公表していました大分・ハーモニーランドのリゾート化について、基本構想が一通りまとまりました」
リゾート構想の名称は「天空のパーク」です。敷地の高低差を活かして園内の再整備や、ロープウェーや電動モビリティなどの移動手段を導入を計画しています。また、年間を通じて天候を気にせず楽しめるように大屋根の設置も予定。施設の新設やアトラクションのリニューアルが行われます。

さらに、リゾート事業の核として、パークのそばに園内や別府湾を一望でき、サンリオの世界を楽しめるホテルの新設も予定されています。

サンリオグループが施設のリゾート化に取り組むのは初めてで、初期投資は100億円を見込んでいます。ハーモニーランドの2024年度の来場者数は約50万人ですが、リゾート化によって最終的には年間200万人の来場を目指します。
(サンリオエンターテイメント・小巻亜矢社長)「大分ならではの温かさ、そしてサンリオグループならではの楽しさや笑顔があふれる、世界で一番優しい場所と言われるようなリゾート化を進めていきたい」

サンリオグループは今後半年かけてリゾート化に向けた具体的な基本計画を策定します。また、国内外から広く人材を募り、新しいプロジェクトグループを立ち上げ、装飾デザインやグッズ、飲食メニューなどの開発も進める方針です。



















