大分市佐賀関で先月18日に発生した大規模火災の被災地では、休日に入り災害ごみの受け入れが進んでいるほか、避難者の買い物を支援する移動販売車が登場しました。

(高橋宏明記者)「こちらは災害ごみの集積場です。休日に入り、洗濯機など少しずつ受け入れが増えてきています」

今月3日に設けられた火災現場近くの災害ごみ一時集積所では徐々に受け入れが進んでいます。集められた災害ごみは佐野清掃センターに運ばれ処分されるということです。

一方、避難所に身を寄せている人たちの買い物を支援しようと登場したのはイオン九州の移動販売車です。7日は食料品をはじめ避難者から要望の多かったスリッパやタオルといった日用品などおよそ700種類の商品が販売されました。

(避難している人)「スリッパとヨーグルト(を買った)。結構助かる」「アイスクリーム(を買った)。冷たいからいいかなと思って買いました」

(イオン九州大分地区 河野裕利担当部長)「自分でお買い物をしたいというニーズがあるということで、聞き取り調査をしながら、来週に向けてまた品ぞろえをしていく。被災者に寄り添ったことをしていきたい」

イオン九州の移動販売は今月末まで毎週日曜日に実施されます。