3月3日、ひな祭りのきょう、各地で「赤黒い月」が出現。“皆既月食”です。多くの地域であいにくの曇り空となる中、晴れ間が広がった九州などの地域では多くの人が「神秘的な天体ショー」に見入りました。

夜空に神秘的に浮かぶ“赤黒い月”。全国的に曇り空となる中、3日夜、九州や四国では雲の切れ間から「皆既月食」が観測されました。

こちらは鹿児島県薩摩川内市内の博物館。親子連れや天文ファン、およそ90人が施設の天体望遠鏡を覗き「皆既月食」を楽しんでいました。

「最初は白かったし、その次は赤かった」

皆既月食は、宮崎県でも。この公園では、望遠鏡での鑑賞の他に、地元の科学技術館の職員が子どもたちに皆既月食の解説も行い、天体への理解を深めていました。

「生まれて初めて望遠鏡を見たり、月食を見たりして楽しかった」

皆既月食は、太陽と地球、そして月が一直線に並ぶことで地球の影に隠れた月が赤黒く見える現象。

広島県福山市では、子どもたちが一生懸命スマートフォンで月を写真に収めていました。

「ほんのり赤くなるくらいだと思っていたけど、ものすごく赤くなっていた」
「めっちゃきれい。来ただけで価値がある。(Q.感動はどのくらい?)給食で初めて揚げパン食べたときくらい」

ただ、月を見られなかった地域も…

午後8時の東京・墨田区。雲が多く、スカイツリーは半分ほど隠れ、月も全く見えません。

こうした状況に観賞イベントの中止も相次ぎました。

SNSでは…

「今日は皆既月食だそうだけど…雨止まないかなぁ…」
「この天気では皆既月食は無理よなぁ…観測会、子どもたちと行くつもりだったんだけど」
「【急募】雨を止ませることが出来る方」

今回、皆既月食を見られた人も見られなかった人も、次回の観賞チャンスは3年後の2029年1月1日未明となりそうです。