弁護側、被害妄想の可能性を指摘

一方、弁護側は警察によるDNA鑑定の結果、女性のジャケットやブラウスから元校長のDNAが検出されなかったと指摘しました。

また、「被害女性が当日の午前中から3キロほど歩く学校行事に参加し、その疲れで酒を飲みすぎて酩酊状態であった。上司の前で数回嘔吐する失態を犯し、過去に治療を受けた統合失調症の影響もあり、保身のため被害妄想に走ったのではないか」と主張しました。

元校長は今年3月28日に在宅起訴され、4月4日付けで自主退職しています。

大分地裁

審理は来年2月16日に結審し、判決は3月9日に言い渡される予定です。