飛行機の事故による火災を想定にした総合訓練が大分空港で実施され、34の機関が対応を確認しました。
大分空港では、航空機の事故発生から救助対応までを想定した総合訓練を2年に1度実施しています。
今回は消防や医療機関、自衛隊など34の機関から274人が参加しました。空港の予備の駐機場で大型バスを旅客機に見立て、着陸後に機内で火災が発生し、漏れ出た燃料に引火した想定で消火や救助にあたりました。
乗客80人を救急隊がトリアージしたあと、負傷者をドクターヘリや救急車で搬送していきました。

(大分空港長・野里力さん)「訓練を通して航空の安全安心をしっかりと確保していくよう努めていきたいと思っていますので、安心して飛行機に乗って楽しい旅行をしていただければと思っております」
大分空港では今後、ハイジャックなどの状況に応じた訓練も重ねていく予定です。