来年春の県知事選挙に向けた動きです。自民党県連は5日、次期知事選について、佐藤樹一郎大分市長を推薦することを決めました。
自民党県連は5日、常任総務会を開き、次の知事選の対応について協議しました。佐藤樹一郎大分市長から推薦要請が提出されたことが報告され、協議の結果、全会一致で推薦を決めました。
この対応について一時、出馬の意向を示していた岩屋毅衆議院議員を含め、県関係の国会議員からも承認を得ているということです。
(自民党県連・阿部英仁会長)「県都・大分市の市長として行政経験があることを一番に考えさせてもらった。推薦した以上は一丸となって頑張っていきたい」
自民党県連は今後、党本部に正式な推薦を申請する方針です。
一方、連合大分は野党系の政党と国会議員事務所など6者による連絡会議を開き、県知事選を含めた統一地方選の対応について意見交換しました。
(連合大分政治センター・溝口慎一郎座長)「統一地方選全体の構図や連合が推す候補の話を共有した。状況によって必要な判断をしていきたい」
次期知事選には佐藤樹一郎大分市長と安達澄参議院議員が出馬を表明、元参議院議員の足立信也さんが出馬の意向を示しています。