【会見全文】
内川聖一:
今シーズンでNPBでの22年間の現役生活は引退したんですけど、まだまだ自分の中でも野球が好きでプレーをしたいという気持ちを持っていたのが正直なところ。いくつかの球団から話はあったが、自分が生まれ育った地で現役生活を終えたいという気持ちがありましたし、小さいころから野球をしてきて一番長く野球を見てくれた人が大分にはたくさんいますので、最後ユニフォームを着ている姿、脱ぐ姿を地元でみてほしいという思い。
その中で森球団代表にわざわざお越しいただいて大分を盛り上げたいという思いを聞かせていただいたときに僕自身もプレーすることがプラスになるのかどうかを気にしたんですが、「ぜひプレーしていただくだけでうれしいですし、大分の方々も待っているのでぜひやってください」という言葉をいただいて、もう1回しっかり野球と向き合ってプレーしたいなと思う中で、大分B-リングスでプレーさせていただくと決めました。
自分自身がプレーをしなくなったときの準備とかもこれからやっていかないといけないので、なかなか全試合に出場するってことは難しい部分も出てくるとは思うんですけども、基本的には大分県内で開催されるホームゲームを中心に試合には参加さしていただきたいなと思いますし、NPBを目指してやっている大分B-リングスをはじめ九州の独立リーグの皆さんにもいい姿をお見せして、ぜひNPBを目指すきっかけというか基準みたいなものになれるように頑張らないといけないという気持ちでいっぱいです。

本当に最初決めさせていただいたときはもう1回大分でユニフォームを着て野球できるんだというワクワク感の方が強かったのが正直なんですけれども、今は決まった以上はしっかりやらなければいけないという責任感の方がしてきてるのが正直なところです。1月もありがたい事にNPBの若い選手からも「ぜひ一緒に自主トレやらせてください」『いや俺引退したんだけど』っていうやり取りをしながら自主トレもやるようにしてましたので自分自身の自主トレもしっかりやってチームに合流できるような状態でキャンプに入りたいなと思ってます。