大分県内の実業系高校に通う生徒たちが小中学生を対象に初めて企画した仕事体験イベントが、大分市で開かれました。
このイベントは、小中学生や保護者に実業系高校の魅力を知ってもらおうと、県内13校が参加して初めて開催されました。
会場には、高校生が企画した25のブースが出展。来場者は、AIを活用したドローンの操縦や、シミュレーターによる重機の操作などを通じて、物流や建設現場の仕事を体験しました。このうち、別府翔青高校は、観光ビジネスを学ぶ生徒がバスガイドの仕事を紹介し、体験した子どもたちが笑顔を見せていました。

(別府翔青高校 商業科2年・岡崎奏奈さん)「子どもたちがこうした体験ブースに来る機会はないと思うので、たくさんの学科がある学校というのを紹介したいです」
イベントを主催した県は、今後、小学生が実業系高校を訪れるバスツアーも企画していて、将来の受験生の増加につなげたいとしています。