大分県杵築市が設置した委員会メンバーの個人情報が記載された書類を紛失したとして、市は男性主査を戒告の懲戒処分としました。
懲戒処分を受けたのは、杵築市の山香庁舎福祉事務所に勤務する38歳の男性主査です。
男性主査は8月18日、福祉関係の委員会メンバー10人分のマイナンバーと口座が記載された書類などを預かりました。書類は本来、鍵付きのキャビネットで保管すべきところ、男性主査は自分の机の上に置いたままにしていました。
その後、9月1日に書類がなくなっていることに気づき、庁舎内を捜しましたが、見つかりませんでした。

市は関係する委員会メンバーに謝罪するともに、18日付けで主査を戒告処分とし、福祉事務所の所長と担当係長を訓告の懲戒処分としました。
男性主査は「本当に申し訳ないことをした、大変反省しております」と話しています。