別府市の鉄輪温泉で栄誉の称号「湯男(ゆおとこ)」選びが行われ、参加者が全力で温泉街をかけぬけました。

別府市では「鉄輪湯あみ祭」の一環として、温泉街の栄誉ある称号「湯男(ゆおとこ)」を決定するイベントが初めて開催されました。
来年の開湯750年を前に、鉄輪温泉の魅力を広く発信する目的で開催され、走りに自信のある男女20人が参加しました。

コースは一遍上人ゆかりの3つの温泉を通るルートで、全長300メートルの上り坂です。参加者はゴールの永福寺を目指して坂を駆け上がりました。

見事1位でゴールし、初代「湯男」に選ばれたのは大分市の宮本優さんで、タイムは43.56秒でした。

(初代「湯男」宮本優さん)
「最後の坂が危なかったが無事に1位をとれて良かった湯男に命名されたので温泉に入りまくりたい」

「湯男」に輝いた宮本さんには、その年の湯男にだけ着る権利が与えられる特製の法被が贈られました。