16日朝、大分県日田市の国道交差点で救急搬送中の救急車が自転車と接触し、自転車に乗っていた高齢の男性が大けがをしました。

16日午前8時50分ごろ、日田市渡里の国道交差点で急性大動脈解離の患者を乗せた救急車が道路を横断していた自転車の男性と接触しました。

この事故で自転車に乗っていた84歳の男性が鎖骨を折る大けがをしました。また、救急搬送中だった76歳の女性患者の容体に影響はなく、11分遅れで福岡県久留米市内の病院に搬送されました。

日田玖珠消広域消防組合によりますと、救急車を運転していた隊員は交差点内に停まっていた大型トラックを避けようと徐行していたところ、脇から出てきた自転車の男性に気付くのが遅れたいうことです。

日田玖珠広域消防組合は「安全確認を徹底し再発防止に務める」としています。