詩吟の流派「淡窓伝光霊流」の全国吟詠コンクールが23日、大分県由布市で開催され、およそ120人の出場者が練習の成果を披露しています。
大分県日田市で生まれた江戸時代後期の儒学者、広瀬淡窓の流れを汲む「淡窓伝光霊流」は、毎年この時期に全国吟詠コンクールを開催しています。大分県由布市で開かれた大会には、予選を勝ち抜いた9歳から89歳までの117人が出場しました。大会は、声の質や表現力、アクセントなど5つの項目で審査され、出場者は練習の成果を披露しようと伸びやかな声で吟じました。
主催者は、大会を通して吟詠の向上を図り、今後も魅力を伝えていきたいと話しています。