技術者の職業能力を競う技能五輪国際大会で金メダルと銅メダルを獲得した大分県出身選手が21日県庁を訪れ、受賞の報告をしました。
県庁を訪れたのは、今年の秋に15か国で開催された技能五輪国際大会に出場した県立大分工業高校出身の2人です。
アプリの製作技術を競う業務用ITソフトの職種ではトヨタ自動車の佐藤風輝選手が見事、金メダルに輝きました。
また、移動式ロボットの性能とプログラミング技術を競う職種ではデンソーの岩本亮選手が銅メダルを獲得しました。
報告会ではそれぞれ「受賞を励みに培った技術を活かして社会に貢献していきたい」と挨拶しました。
これに対し、県商工観光労働部の渡辺文雄理事が「今後も目標に向かって頑張ってください」とねぎらいました。
県によりますと技能五輪国際大会で県出身者が金メダルに輝いたのは初めての快挙ということです。