8月1日に開幕する「大分七夕まつり」に先立ち、祭りの名物、府内戦紙の点灯式が29日午後7時から行われます。迫力ある山車が勢ぞろいした会場からお伝えします。

飯倉寛子アナウンサー:
大分市の祝祭の広場です。会場では午後7時から府内戦紙の点灯式が行われます。豪華絢爛な山車を間近でみようとすでに多くの人が訪れています。大分市の夏の風物詩「大分七夕まつり」の目玉として行われるのが、華やかな山車が大分の街を彩る「府内戦紙」です。

去年の府内戦紙は記念すべき40回目。15基の山車と踊り隊が勇壮に練り歩き、沿道には大勢の観客が集まりました。去年は節目を記念し従来の武者絵のほかにもメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手や、人気キャラクター、マイメロディとクロミちゃんなど自由なデザインも登場しました。

気になる今年の山車は、去年に続き自由なデザインが施されています。これまでは基本的に山車のデザインは武者絵のものに限られていたんですが、人気キャラクター、マイメロディとクロミちゃん!子どもたちの注目を集めそうですよね。会場に訪れた人も夏の恒例行事を心待ちにしていました。

(訪れた人)「カラフルで色とりどりでかわいいと思った。楽しい思い出を作りたいです」「初めて見たけど地元にはこんな祭りがないから、かっこいいと思って写真を撮っていた」「迫力があるなと。当日は来る予定なので楽しみにしている。暑いので盛り上がって飲みたい」

山車が集結した光景は華やかで祭りムードも一気に高まります。府内戦紙の準備を進めてきた山本さんにお話を聞きます。

(府内戦紙実行委員会・山本悠司実行委員長)「各企業がデザインした山車が出るので、ぜひ見に来てください」

府内戦紙の点灯式は29日午後7時から始まり、開催前日までライトアップされます。