冬の到来を前に山間部にある大分県玖珠町で、積雪を想定し、立ち往生した大型車を移動させる訓練が行われました。
この訓練は積雪による交通渋滞や立ち往生に速やかに対応するため、大分河川国道事務所が毎年実施しています。
想定は冬になると道路が凍結しやすい国道210号の水分峠付近でノーマルタイヤの大型トラックが積雪や路面凍結により立ち往生し、道を塞いで大渋滞が発生したというものです。
参加者は復旧作業に伴う通行規制を知らせる一方、除雪車で大型トラックを牽引して移動させるなど、緊急時の手順を確認しました。
(大分河川国道事務所・河崎拓実所長)「積雪で路面凍結が発生しても少しでも早く日常の生活や産業活動が行えるように取り組んでいきたいと考えています」
大分河川国道事務所は関係機関との連携を強化するとともにドライバーにも雪に備える呼びかけを行っていくことにしています。