参議院選挙大分選挙区は20日、立憲民主党の元職・吉田忠智氏(69)の当選が確実となりました。
2023年の参院補欠選挙では、自民党の白坂氏に341票差で敗れた吉田氏ですが、今回は連合大分を軸に、国民民主党、社民党のほか、共産党も支持に回り、野党共闘を実現させて選挙戦に臨みました。
吉田氏は、食料品の消費税ゼロやガソリンの暫定税率廃止を訴え、支持拡大を図りました。
吉田氏は大分県臼杵市出身で、大分県議会議員を3期務めたあと、2010年の参院選比例区で社民党から立候補し初当選。参議を2期務め、社民党党首など歴任。現在は立憲民主党大分県連代表。