コロナ禍でのオンライン交流をきっかけに日本文化を学ぶフランスの小中学生らが15日、大分県日田市を訪れ、地元の人たちと親交を深めました。

国際交流ツアーとして日田市を訪れたのは、フランスから来日した小中学生や保護者ら16人です。一行はコロナ禍の2022年、オンラインを通じて日田市の飲食店などと交流し、日本文化に対する理解を深めました。

15日は、飲食店のオーナー夫婦と3年越しの対面を果たし、歌や食事で楽しいひと時を過ごしました。

(大原屋・財津喜充さん)「コロナ禍だったから、作ったようなイベントに参加できたことがとても良かった。友好的でうれしくて胸がいっぱいです」

このあと、こども園を訪れた一行は、年長児とけん玉などをして日本の文化を体験しました。

(フランスの参加者)「本当に楽しかった。これほど楽しくなるとは思わなかったし、みんなが歓迎してくれて凄かった」

参加者はコロナ禍に生まれた貴重な出会いを大切にし、今後も積極的に日本の文化を学んでいきたいとしています。