大分県内で感染性胃腸炎の患者の数は、前の週から減少したものの、依然として警報クラスの水準が続いています。
県のまとめによりますと3月9日までの1週間、県内36の医療機関で報告された感染性胃腸炎の患者数は772人で前の週から64人減りました。一方、1医療機関あたりの患者数は21.44人で3週連続で警報基準の20人を超えています。
保健所別では大分市が35.36人と最も多く、次いで別府市などの東部が26.43人となっています。また北部や中部、南部でも10人を超えています。

ノロウイルスは感染力が強く、アルコール消毒が効きにくいとして、県は石けんによる十分な手洗いなど対策を呼びかけています。