日本一のバリスタによるコーヒー教室が大分市の高校で開かれ、調理師を目指す生徒が焙煎を体験しました。

大分市楊志館高校で行われたコーヒー教室には、調理科の2年生61人が参加しました。講師に招かれたのはコーヒーの抽出技術を競う大会で日本一に輝いた大分市の椎原渉さんです。

椎原さんからコーヒー生産の現状などについて説明を受けたあと、生徒は生の豆をフライパンで煎り、苦みと酸味のバランスを考えて火の調整をしながら自分好みの味にローストしていきました。このあと、生徒は自分で焙煎したコーヒーの味を確かめました。

生徒「苦かったんですけど後味が結構すっきりだったんで飲みやすかった」「飲みやすいのとか深い苦いとかあって面白い」「全体的に均等な色にするのが難しかった。世界各国の見た目とか味とかもっと知ってみたいなと思いました」

学校では地域で活躍する人材から直接学ぶことで、生徒の進路選択にも役立てたいと話しています。