国際交流の一環で、大分大学医学部附属病院がタイの医学部生を1か月間受け入れる臨床実習を実施しています。

大分大学では2015年からタイにバンコクオフィスを設置し、医療分野を中心に交流事業を続けています。

今回はタイを代表する国立大学に通う医学部生7人を臨床実習生として初めて受け入れました。10日は実習生が消化器・小児科学講座に参加し、日本の学生と一緒に傷口を縫合する実習を体験しました。

また、救急医療の現場では実際に患者が搬送されてきた想定で、心肺蘇生の対応を学びました。

(タイの医学部生)「フィードバックがかなり建設的でこれを直せばよかったんだなということがすごくわかりやすくて印象的でした」「患者の解剖学を研究しながら、ほかの医療分野も多くのことを学んでいます。将来は外科医になりたいです」

大分大学では今後も交換留学を受け入れ、医療の国際性を高めていく方針です。