大分県内で12日、新たに341人の新型コロナウイルス感染が確認されました。佐伯市の海外訪問団でこれまでに8人の陽性者が出るなど5件のクラスターが確認されています。
新たに感染が確認された341人を年代別にみると、1~4歳が11人、5~9歳が29人、10代が72人、20代が36人、30代が50人、40代が56人、50代が35人、60~64歳が13人、65~69歳が9人、70代が10人、80代が13人、90歳以上が7人となっています。
高齢者や基礎疾患のある人など保健所への届け出対象は76人で、このうち50代1人と80歳以上2人のあわせて3人は中等症です。
佐伯市では今月上旬に渡航した田中利明市長をはじめとする17人のベトナム訪問団のうち、これまでに市長と副市長を含む8人の陽性が判明。クラスターとなっています。このほか、日田市などの高齢者施設3か所や臼杵市の福祉施設など合わせて5件のクラスターが確認されています。
県は医療機関に入院していた70代の患者の死亡を発表。新型コロナによる県内の死者は388人となりました。