日本のメダルラッシュに沸いたパリパラリンピックが閉幕。選手たちの活躍に大分県内からも大きな声援が送られました。
先週、金曜日に行われた陸上男子1500メートル決勝に、大分市出身で、別府市のオムロン太陽に勤務する十川裕次(27)が登場。太陽の家には2度目の大舞台に挑む十川を後押ししようと職場の同僚などが集まり、大きな声援を送りました。

中団からレースを展開し上位をうかがった十川。目標のメダルには届きませんでしたが、堂々の6位入賞を果たしました。
(同僚)「すごかったです」「見てものすごく興奮しました」「粘りましたけど、残念でした。次回があります。頑張ってください」
また、8日の男子マラソンでは2021年の大分国際車いすマラソンで日本記録をマークした鈴木朋樹(30)が粘りの走りで銅メダル。この種目では別府市在住の笹原廣喜さん以来となる16年ぶりのメダル獲得です。

鈴木の快挙に笹原さんは…。
(笹原廣喜さん)「2008年の北京のあと、早く日本人選手がメダルをとってほしいなとずっと願い続けて、やっと鈴木選手がとってくれました。同じアスリートの仲間としてとてもうれしく思います」
オリンピックに続き日本のメダルラッシュに沸いたパリパラリンピック。次回は4年後、アメリカのロサンゼルスで開催されます。