大分県内で新型コロナウイルスに25日、新たに2197人の感染が発表。また陽性者の全数把握の見直しについて県は市町村長らと対応を協議しました。

感染が確認された2197人の年代別では30代が329人と最も多く、次いで10歳未満が328人など幅広い世代に感染者が出ています。

居住地別では大分市1086人、別府市223人、日出町62人、杵築市32人、国東市41人、姫島村1人、臼杵市45人、津久見市21人、由布市61人、佐伯市87人、豊後大野市68人、竹田市37人、日田市69人、玖珠町20人、九重町14人、中津市166人、宇佐市101人、豊後高田市30人、県外33人となっています。

新たなクラスターは9件、大分市など4つの市の高齢者施設7か所と別府市と中津市の医療機関で発生しています。また80歳以上1人と70代2人、60代1人のあわせて4人の死亡が発表され、新型コロナによる県内の死者は255人となりました。

一方、政府が発表した全数把握の見直しについて、広瀬知事や県内18の市町村長らが合同会議で対応を協議しました。この中で広瀬知事は「慎重に見極めたい」と述べ、県は国から通知された内容を検討し、県医師会など関係機関とと協議した上で近く方針を決定したいとしています。