豊かな海づくりに向けて、マコガレイやクルマエビを卵から放流サイズにまで育てる大分県の種苗施設が国東市に完成しました。

国東市に完成したのは、別府湾以北の瀬戸内海域での放流に向けた稚魚を育てる種苗生産施設です。

これまでの施設の老朽化に伴い、県がおよそ34億6000万円をかけて建設したもので、魚の成長を促進する緑色のLEDや水質や水温の管理がしやすい閉鎖循環式システムなど最先端の設備が導入されています。

屋外と屋内にあわせて118面の水槽が整備され、マコガレイ・クルマエビ・ヒラメ・ガザミの4魚種を卵から放流サイズに育てます。

県は豊後水道向けの稚魚を育てる佐伯市の種苗生産施設とともに、豊かな海づくりを目指します。