新型コロナウイルスに18日、大分県内で新たに2995人の感染を確認。2日連続で3000人前後の高い水準となり、県は盆休みが急増の背景にあると分析しています。

(県福祉保健部・藤内修二理事)「お盆明けからぐんぐんと感染者が増えて過去最高を記録した。感染リスクの高い中で普段会わない人と接触したのが感染拡大につながったのでは」

感染者を年代別でみると20代が433人と最も多く、次いで30代と40代が425人、10歳未満が393人などと幅広い世代で感染が確認されています。

居住地別では大分市1449人、別府市325人、日出町80人、杵築市46人、国東市46人、姫島村1人、臼杵市74人、津久見市35人、由布市106人、佐伯市148人、豊後大野市63人、竹田市30人、日田市141人、玖珠町29人、九重町16人、中津市181人、宇佐市123人、豊後高田市36人、県外66人となっています。

クラスターは大分市の医療機関や杵築市の福祉施設などあわせて5件確認されています。1日の新規感染者数は17日の3027人に次ぎ、過去2番目の多さとなっています。また、80歳以上2人と、20代1人のあわせて3人の死亡が発表されました。20代以下の死者は県内で初めてで、事故で入院した際に陽性が判明してその後、死亡したということです。

このほか高齢者入所施設でクラスターが多発していることから県は1131施設に抗原検査キット6万6640回分を19日から配布すると発表しました。すべての職員が週1回、3週にわたって検査することができ、職員による施設での感染を防ぎたい考えです。