長崎市の長崎ペンギン水族館では18日、エビの赤ちゃんの放流イベントが行われ、およそ200人の参加者で賑わいました。


子供たちが目を輝かせて見つめているのは…小さな小さなエビの赤ちゃん。
長崎ペンギン水族館では毎年、海の日に合わせて、海の資源や環境について考えてもらおうと『放流イベント』を行っています。


今年は体長1.5センチのクマエビの赤ちゃんおよそ300匹が用意され、子供たちは普段、あまり見ることが無い小さな命を優しく海に送り出しました。


参加した子ども:「楽しかった」
記者:「海に行ったらどうなってほしい?」
子ども:「大きくなってほしい!」


長崎ペンギン水族館 飼育展示課 野崎 武志さん:
「生物に興味を持っていただいてですね、海のゴミ問題や環境問題とかを考えるきっかけになったら良いかなと思ってやっています」


長崎市水産センターによりますと、放流された稚エビが成長して数を増やすことで海洋資源の下支えにつながるということです。

■ 県内各地の海水浴場で海開き


また、先週末には長崎県内各地で海開きが行われ、五島市の高浜海水浴場では家族連れなどが一足早くやってきた夏を楽しんでいました。


五島市民:​「楽しいです」


五島市民:「夏だなあという感じですごく海がきれいなので」


五島市の主な海水浴場では3年ぶりに海の家もオープンするということで、新型コロナで減少していた客足の回復に期待を寄せています。