新NISAで問い合わせが増加「個人投資で将来資産を準備」

十八親和銀行 営業推進部 田中寛将 副調査役:
今までNISAを活用して投資を行っていたお客様はもちろんのこと、これから始めてみようというお客様からの相談も多くいただいております。
NISA制度が始まった当初は、制度自体が一般的には浸透しておらず、反応が限定的でした。しかし、今回はお客様からのお問い合わせも多く、自分ごととして捉えているように感じます。
この10年で資産運用資産形成の考えが浸透し、投資はお金持ちがやるものから、自分たちで将来の資産を準備していかなければいけないというマインドが変化してきたことも要因かと思われます。

【住】長崎県の方の反響は大きいみたいですね。ところで、国は投資した場合の成果について、何か示していますか?

【平】金融庁が公表している「長期・積立・分散投資のシミュレーション」では、2003年1月~2022年12月まで、毎月末に主な株式指数で1万円を積立投資した場合、日経平均で203万円、全世界株式で450万円の利益が出たというシミュレーション結果が出ています。