2023年夏の長崎県内の宿泊者数は、コロナ禍前と同じくらいまでに回復したことが長崎県の調査で分かりました。
県によりますと、ことし2023年7月から9月にかけて、県内の主な観光施設を利用した人は135万人で、前の年の同じ時期と比べて28・4%増えました。

また、宿泊客数についても去年より11.2%多い140万3千人で、コロナ禍前の2019年と同じくらいまで回復しました。

このうち外国人の宿泊客は韓国や台湾など東アジアを中心に大幅に増え、前年同期比でおよそ300%となりました。
宿泊客が増加した理由について、県は、新型コロナ感染症の感染症法上の位置づけが5類に引き下げられて初めての夏となったため、旅行需要が回復したことなどを挙げています。
