長崎県内のインフルエンザ患者数は前の週に比べて増加し、3週続けて警報レベルです。

14日発表された県感染症発生動向調査速報によりますと、12月4日(月)~2023年12月10日(日)にかけて、県内70の医療期間から報告のあったインフルエンザ患者数は2,700人で、定点当たりの報告数は38.57でした。

3週続けて警報レベル基準「30.0」を超えました。

年代別にみると、10歳未満と10代で75%以上を占めており
10歳未満…1255人(46.5%)
10代…797人(29.5%)
20代…87人(3.2%)
30代…176人(6.5%)
40代…160人(5.9%)
50代…105人(3.9%)
60代…65人(2.4%)
70代…25人(0.9%)
80歳以上…30人(1.1%) となっています。

また年齢別では──
10~14歳(620人)
15~19歳(177人)
30~39歳(176人)の順に多くなっています。

地区別

▼警報レベル開始基準値「30」超
対馬地区(80.33)
県北地区(64.50)
長崎地区(53.76)
県央地区(44.00)
壱岐地区(33.33)

▼警報レベル継続(終息基準値「10.0」超)
県南地区(26.88)
西彼地区(23.00)
佐世保地区(22.55)
上五島地区(16.67)

▼注意報レベル基準値「10.0」
五島地区(13.00)

長崎県は今後も手洗い・手指消毒、適切なマスクの使用、換気などの基本的な感染対策を励行して予防に努めるよう呼びかけています。